アメリカ機やロシア機を除いたヨーロッパ機だけでキャンペーンクリアを目指す「ユーロピアン チャレンジ」を行いましたが、その際、トーネード系の機体を全く使わないという結果になりました。
ともかく、どういうわけかトーネードは嫌いではないはずなのに使う機会が驚くほど少ないことが気になっていました。
そこで、トーネードだけでキャンペーンクリアを目指す「トーネード チャレンジ」を突発的に初め、終了しました。
レギュレーションは以下の通りです。
- トーネード系を選べるミッションは全てトーネード系で飛ぶ
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000しか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ。2回目はどちらでもよい
- 僚機は条件を満たす機種の範囲内ならどれを選んでも良い (同一機種で揃える必要はない。もちろん、トーネード系で飛ぶ時は僚機もトーネード系のいずれかを選ぶ)
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
トーネード系とは §
具体的には以下の4機種です。
- TND-GR.1
- TND-GR.4
- TND-F3
- TND-ECR
とはいえ、TND-GR.4はTND-GR.1順当な発展形であるため、TND-GR.4があれば特にTND-GR.1は使う必要なし。またTND-ECRはJAMMERなので、通常のプレイスタイルでは出番無し。というわけで、事実上はATTACKERのTND-GR.4とFIGHTERのTND-F3の2択となります。
結果の概要 §
見事、レギュレーションを守ってキャンペーンをクリアしました。
記録は取っていませんが、8割以上のミッションでRANK Sを取っているはずです。
と書くと、優秀な機体であるかのように思えるかもしれませんが、そうではありません。
そのことが良く分かりました。
トーネード系の長所と短所 §
トーネード系の長所は耐久力でしょう。他機種なら撃墜されているはずのダメージを負いながらミッションをクリアしたケースもあります。(強いて言えば、可変後退翼のおかげか、高速域でも低速域でも安定して飛ぶという長所の印象もありますが)
短所は、全体的な能力の物足りなさをさておけば、微妙に(特殊兵装を含め)ミサイルが足りないところだと思います。
実は、他機種なら撃墜されているはずのダメージを負う羽目になった理由は、ミサイル不足をカバーするために銃撃を多用したことの裏返しでもあります。どうしても、有効射程の短い銃撃を行うと、無理な突っ込みが多くなりがちです。
それを考えると、実は長所も本当の意味では長所ではないのかもしれないと思えてきます。
つまり、ずばり言ってしまえば、全体として使えない機体だということです。
TYPHOONやRAFALE Mとは比較にならないにせよ、MIR-2000系と比較した場合の物足りなさは非常に大きいものに感じられます。要するに、最初から当たらなければ耐久力の大きさは何ら意味が無く、耐久力が低くても身軽に素早いMIR-2000系の方が結果的に使えるという印象になってしまいます。
XMAAとSOD §
特殊兵装のXMAAとSODの印象ですが。
XMAAは使えることは使えるものの、微妙にXLAAに劣る感じがあります。MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』で、オヴニルとグラーバクとの出会い頭に発射したところ、3機ほど落としたものの、敵から撃たれたミサイルであっさり落とされてしまいました。XLAAなら、そのようなことはないのに。それが射程の差なのでしょうね。敵機撃墜後、即座に回避運動に入って落とされなくなりました。
SODは、効果範囲が大きく、上手く使えば強力なのですが、効果範囲が横長という特徴を活かすには発射する向きに注意を払う必要があります。また、誘導されるので、無誘導爆弾よりも当たりやすいはずですが……。実際には、地上の目標は静止しているか低速でしか移動していないので、十分に接近して投下すれば無誘導爆弾でも容易に当たります。とりあえず、正しい位置にロックオンさせるための無駄な手間の時間を考えると、無誘導の方がずっと効率が良いような気がします。つまり、大形の爆弾の方が使いやすい気がします。ですから、TND-GR.4より、MIR-2000Dの方がずっと使えるような気がします。
印象に残ったミッション MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
オヴニルとの空戦は、かなり苦労させられました。
1回やり直しをする羽目になりました。
TND-F3の限界……という感じでしょうか。少なくとも、高性能戦闘機ではないな、と思いました。
印象に残ったミッション MISSION 27『ACES』 §
全機TND-F3で出ましたが、序盤はHUDが真っ赤になりっぱなし。
2回やり直しをする羽目になりました。
結局、最初に敵戦闘機を少し減らすという行動が要求されましたが、このミッションでそんなことが要求されたのは初めてのような気がします。